IoT活用による3つの成果領域モデルとは

いよいよ本格的に第4次産業革命という革新の時代がはじまろうとしている。

社会や事業を取り巻く環境が激変するなか、多くの企業がさまざまな課題を抱え、その有効な解決策として、ロボット/IoT/AIに非常に高い期待・関心を寄せている。IoT取組みによって企業が解決したい課題とは、一般的に下記のようなものではないだろうか。

  • 人手不足に対応したい
  • 従業員の働き方を改善したい
  • 熟練者の高度な技能を若手に伝承したい
  • 効率的で夢のある会社にしたい
  • お客さまの利便性をもっと向上させたい

JMACでは、これらの課題に対処するにあたり、「何を」「どのように」IoT化すれば解決できるのか、下記の「成果領域モデル」に落とし込んでクライアントにお伝えしている。この成果領域モデルとは、JMACのコンサルタントが日々のコンサルティングで得た知見と過去3年間にわたる実態調査から立てた仮説をもとに、3つの領域に区分したものである。

IoT活用によるイノベーション・カテゴリーマップ

 

Ⅰ.課題解決領域

Ⅰ.課題解決領域は、「IoT化することで現場で起こる問題を今以上の速さで解決し、劇的に生産性を向上させること」である。具体的には、工場の設備や人、ワーク(材料・部品・製品など)をインターネットにつなげ、「いつ」「どこで」「どんな状態だったか」を「見える化」し、ムダな動きや故障を排除し生産性を上げることを目的としている。

 

Ⅱ.最適化領域

Ⅱ.最適化領域では、IoT化することで生産工程や業務プロセスなどを最適化することを目的としている。ありとあらゆる情報をデータ化し一元管理できるようになれば、設備の故障やトラブルが瞬時に把握され、品質・納期・コストが最適になるよう正確な修正計画が立てることができる。これにより作業者への指示や設備への変更計画が適切になり、工場全体の最適化が図れる。

 

Ⅲ.価値創造領域

Ⅲ.価値創造領域は、IoT化によって、新たなサービスを生み出し、顧客の獲得や新規市場開拓をねらうものである。たとえば、自社製品の使用データを顧客のために活用することで、サービスのレベルアップを図ることができる。

 

ここでは概要にとどめるが、この成果領域モデルを使うことでIoT取組み対象や課題をシンプルに整理できるようになり、それぞれの課題に応じてたIoTの取組みができるようになる。

参考ページ

コンサルタント紹介

松本 賢治

執行役員 デジタルイノベーション事業本部長/シニア・コンサルタント

多様化するものづくりの分野において長年数多くの企業を支援してきた。IoTイノベーションマップ/oT7つ道具などを開発し企業のデジタルイノベーションを支援している。
【主なコンサルティング領域】
 ・デジタル・イノベーション、IoT化の推進
 ・IoT/ICT/A活用したI新しいビジネスモデル開発
 ・データドリブン経営/情報システム再構築
 ・データを活用したサプライチェーン改革

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