製薬業界A社
モノづくりデジタル化:最大のねらいはChange Management「働き方」のグレードアップ

支援テーマ

工場デジタル化コンセプト構築とグランドデザイン

取り組みの背景とねらい

同社の新工場建設プロジェクトにおいて、全社のパイロットプラントと位置付く新工場構想コンセプト設計を行う。

経営承認後、Dx設計を支援

プロジェクト推進体制

グローバルプロダクトサプライ担当常務執行役員、生産本部、品質保証本部、サプライチェーン本部、デジタルIT本部等の組織長他、約40名

成果

JMAC TAKUETSU PLANT Design Methodをプロジェクト推進のコンセプトとして、5つのテーマを設定。

主要なテーマは、生産量に応じた負荷の見える化によるリソースの柔軟配置の仕組み構築。

プロダクトサプライ実績系のKPI(設備、人、物)のエッジデバイスによる入手とダッシュボード化、これらのKPIを工場マネジメントに直結させる仕組みの構築。

そして最大のコンセプトはスマートファクトリーで働く従業員のChange Management働き方の変革である。

成功のポイント

幅広い議論とその集約が必要な本テーマでの成功のポイントは、デジタル化された先進的な工場を構築する事をテーマと置きながら、その最大の目的を従業員の意識と働き方、マネジメントプロセスの変革に置き、その目的にリーチできる仕組みについて徹底的に議論した事。

トップリーダーが、その目的を最後までブラさずメンバーに問い続ける姿勢を貫き、プロジェクトを遂行し続けた事だ。

※本事例は許諾を得て掲載しています

参考ページ

コンサルタント紹介

毛利 大

デジタルイノベーション事業本部 本部長 シニアコンサルタント

主な専門領域は製造業における、生産システムのトータル改善。
個々の職場の生産性向上活動を支援する中で、昨今ではIoT導入による更なるコンサルティングサービスの提供を研究。(IoTx新工場研究会主催)
生産システム全体の改革(物と情報の管理)を主眼に、新工場建設時におけるトータルデザインを主なテーマとして支援。

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