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2024年7月16日
デジタル改善ツールで生産性向上
改善ツール「OTRS」(株式会社ブロードリーフ)
このような課題はありませんか?
・どこからカイゼンに着手してよいか分からない。
・人によって教え方が異なるため作業の標準化が進まない。
・カイゼンを行うも局所最適になってしまい、別の工程で滞留が発生する。
・作業手順書の作成・更新に時間がかかってしまう。
・複数人での協調作業の分析に時間がかかる。
「OTRS」を使うと、このようなことが実現できます!
作業分析機能で解決!正確な現状観測でボトルネックが特定できる。
比較再生機能で解決!比較再生で工程ごとの作業者の差異を明示化できる。
山積み表機能で解決!山積み表で工程全体の最適化シミュレーションができる。
帳票出力機能で解決!分析結果から即座に手順書が出力できる。
多軸分析機能で解決!同一画面内の複数対象を分析できるので、分析工数削減が期待できる。
「OTRS」シリーズの製品概要
OTRS10 (for Windows)
様々な動画形式に対応・精微な分析が可能!
Mobile OTRS (for iOS)
作業現場ですぐに改善活動が可能!
OTRS+AI (for OTRS10)
要素作業分割をAIにおまかせ!
「OTRS」の特長
OTRS(オーティーアールエス)は、生産現場における作業の効率化や業務改善をすすめるソフトウェアです。名前の由来はOperation Time Research Softwareの頭文字からきています。OTRSは、過去20年以上にわたって、自動車、金属、機械、電子機器など日本の製造業を中心に活用されてきました。
1.OTRSとIE(Industrial Engineering)
OTRSはIE(Industrial Engineering)の手法をベースに設計されています。
IEは人・機械・モノ・情報を活用し、作業のムリ・ムダ・ムラをなくして生産性を向上させ、企業価値を高めるための手法です。19世紀初頭、米国のF・W・テイラーやF・B・ギルブレスによって確立された科学的管理法に始まり、110年以上にわたってIEは世界工業の生産性向上に貢献してきました。
IE手法の基礎になるのは工程分析と稼動分析を時間研究と動作研究の面から分析し、ムダを取り除くことです。
2.IE手法で企業の改善活動を支援
IE手法に基づいてつくられたOTRSは、改善活動を効率よく、スピーディに実現できるツールです。
生産現場において標準作業時間は作業計画を策定したり、製造原価の見積りや作業の正当な評価などに必要不可欠です。OTRSは作業の映像を分析することで、誰でもムリなくできる作業時間=標準作業時間をカンタンに策定できます。
①QCDを高める
OTRSによって策定された標準作業を指標にして作業改善に取り組むことで、QCD(品質・コスト・納期)を高めることができます。
②公平な評価
作業ごとの標準作業時間が決まれば、その対比によって公平な作業員の評価が行える。
③改善意識を高める
作業時間が標準作業時間として定量化され、作業者やグループの目標が明らかになります。生産性をさらに高めるためにはどこを改善すればよいのかといった意識が芽生え、作業改善の動機付けが高まります。
「OTRS10」の構成例・機能
1.作業分析/集計
動画を使った作業分析画面です。稼働率やばらつきの見える化を行うことで、作業現場の現状観測をサポートします。
2.比較再生
分析結果を比較することにより、作業者ごとの違いが“どこに・どれだけ”発生しているかを見える化し教育・技術伝承をサポートします。
3.山積み表/標準作業組合せ票
分析結果を活用した作業シミュレーション機能です。工程ごとの作業を見直すことで、作業負荷の分散や生産ラインの最適化をサポートします。
4.マニュアル出力
分析結果から手順書・動画マニュアルを出力します。作成工数を軽減し、教育期間の短縮、現場の変化に対応しやすい組織作りをサポートします。
参考ページ
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